![]() ![]()
ちょっとの期待をもっていつもの7時に起きてカーテンを開けるが・・・。7時半からの朝食時
にも元気がない、天気もいつもの・・・である。昨日よりさらに暗かったので脱力モード加速状態
であったがとにかくSカーブの現場に向かう。雪はほとんど解けておらずまだ寒さは続いている
ようで、レール面を見ると銀色に鈍く光っていて昨日我々が現場を立ち去ったあと列車が走っ
たとわかる。あれだけドツボにはまったので今日は大丈夫だろうという気持ちと今日こそ撮ら
ねばという決意のようなものが交錯する。
![]() が支配しているとかなり遠くで蒸機の汽笛が 聞こえている。昨日の今日で疑心暗鬼になっ ているので慎重に確認するが確実に近づい てきていた。もやっていて遠景はまったく見え ないため音だけが頼りなので、いつもはよくし ゃべる師匠もおとなしくしている。山裾を回っ ているのか、近くに聞こえたドラフトは一度遠 くに消え去り再び汽笛が轟くともうすぐ近くま でせまっていた。露出は出た目250の2・8半く らいだが雪明りもあるので一絞り半ほど絞っ てやり5.0〜4・5で勝負だ、霧の中から QJ2566が現れる、貨車もついておりしかも長 い。やがて後補機のQJ6962も白煙とともに 登場した。やっとこの場所で撮ることができ た。霧でSカーブも編成もましてや後補機など 写っているわけもないのだが、なぜか感動し たのであった(10:23)。
水道管カーブで後押しするQJ6962
発電所発の返しをいただこうと単機の築堤に移動中、おそらく先ほどの後補機であろうカマ
が逆機で坂を登っていった(11:23)。1本撮れたので大分気分が落ち着きまたバカ話をしながら
待つことしばしで、52両の石炭車を引く逆機2566が来た(12:06)。もうこれで今日は無いかもし
れないが、ダメモトで水道管カーブへ徒歩で30分ほど移動して北京への移動時間を考慮し16
時までと時間を区切り待つことにする。
![]() 目の正向き力行がやってきた。近づいてくると門デフが ついているではないか、番号はQJ6245だがそういえば 井門さんのところで模型化したQJ3255がここの机務段 で最後を迎えたはずだと思い出しバシバシと撮影しなが らもデフを観察すると、どうみてもあの「厳管理第一流」 のスローガンが目に飛び込んでくる。もうこの地区には 門デフ機はいないだろうから貴重なのだろうなと思いつ つ、3255もパーツだけでも使ってもらい良かったと言って いるかもしれないなと擬人化してしまった。。これも52車 連結してQJ6962の後補機付だった(14:01)
初めて見る夜の天安門
師匠も満足した様子で返しは捨てて高速経由北京に向かった。初めてライトアップされた天安
門を横目にみながら進み、19時過ぎにはセンさんお勧めのロシア人がたくさんいる一風変わっ
た料理屋に入り最後の夕食を迎えた。泊まりは中心部の京倫飯店だ。
![]()
|