緑の散歩道 5月28日 No2





5月28日No2

 ロケーションだが180度カーブは切通しでアウト側に電柱があり処理に一工夫が必要、90度
側は足場が多そうなので充分いけそうである。ここから先も道は線路沿いに見えているのだが
急坂の砂地で一度降りたら登れそうもなくやむなくあきらめた。好魯庫の街まで戻る途中でも
見事にはまってしまい、脱出に40分以上を要した。

 好魯庫エリアの総括をしてみると東側は重連区間となるが、小屋脇ポイント以外は勾配が
(西行は)好魯庫に向かって片勾配のはずだがはっきり読めず、開けた直線の築堤が数カ所
あるものの電柱処理が難しいだろう。西側は公主硬サミットを中心として撮影好適地がある。
単機牽引と電柱処理がマイナス材料ではあるが充分開拓の対象になり得る。移動には4輪駆
動車が必要である。カマの交換駅であり白旗、大板と供に運転上の起点になっていることから
運転予定は割りと正確である。街は前述のように小規模で周辺には他に街といえるものは無
いので飲物・食料などは経棚もしくは桑根達来で調達しておいたほうが安心できる。食堂の食
材は他の地域と遜色無いが、宿泊施設は一抹の不安がある。冬の寒さは相当のものである
はずでその当たりが気になる。まあベットに寝られるので大きな問題ではないかもしれないが。

 街で昼食後12:35好魯庫を後に建設中の高速経由で桑根達来へ向かう。この区間は路盤が
おおむね完成しているものの、舗装の準備で通行が規制されており延々と側道を走ることにな
りかなりの時間がかかる。途中賽音呼多格(13:40〜50)の駅でスナップ、賀日蘇台は(15:00)
通過、桑根達来の街には16:18に入る。まず火車站に寄り規模や給水施設などの確認をする。
錫林浩特線の分岐点であり構内は広い、かつて折返段があったようだが今は門が閉められて
いて機能していない。給水設備が無いのは不思議だがこの謎は後で解けることになる。

 明日の朝用撮影地開拓のため賀日蘇台方向にクルマを進める、線路に沿って道が続いて
いてロケハンはしやすいがここでも電柱が線路南側に沿っていて困惑する。途中西行とすれ
違うと70キロくらいのハイスピードで、明らかに惰行していた。ということは東行が力行だろうと
勾配標を見ながらさらに行くと線路の北側にほど良い丘があったのでここに決める(朝日の
丘・勝手に命名)。どうも方角的に日の出は北東方向なので勾配との兼ね合いから朝用ベスト
ポイントはここから先には無いと判断した。ここまで賓館から約40分かかることから翌朝は3:30
の起床とした。

 19:00賓館到着、朝が早いため本日の宿金沙湾賓館の食堂で夕食をいただく。センさんに、
朝早くから夜遅くまでの拘束で苦労をかけると話すと「冬は短いからいいんじゃない?」と応酬
されてしまった。さすがセンさんだ!。



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緑の散歩道 5月29日 No1
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