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5月28日(金)再訪したい好魯庫エリア
朝起きて外に出てみるとまだいくつかの星が見えている。快晴無風。昨日のロケハンを生か
すことができるはずだ。標高が1322Mの場所であり朝は10℃を割っているので白煙にも期待
が持てる。日の出前に無情にも西行が行ってしまう。しかし第一ポイントのそばに昨日はよく見
ていなかった場所に三角線があって前進が方転をしているではないか、これはうまくすると絶
好のシルエット場所になりそうだと日の出と競争で撮影ポイントまで走り出す。素晴らしいタイミ
ングで2両が続けて方転してくれて転轍機の矢羽根や操車係の影も絵になり、あっという間に2
本近くのフィルムを使ってしまう(5:00〜5:10)。遠すぎて撮影できなかったが、折返段でも角度
によってカマがギラギラになっていてブツ撮り大好きな私には朝の折返段も次回の課題となっ
た。
日の出直後でもサイドに日の当たる第2ポイントに移動し豊田机務段氏は丘の上から、私は
陰影がきれいな築堤脇の木々を入れて下から構える。狙いは当たり、かなりいい感触を得る
(5:40)。西行は当分無いだろうと好魯庫站に行き運転情報を入手、次の西行18010次は6:40
発と聞き安心して折返段に向かう。昨日のこともあるので深入りせずに撮影していたが、ジリジ
リと一人の職員が距離を縮めてきたので我々もそれに合わせて退去する。間もなくカマの圧が
上がり発車の汽笛合図が聞こえる。「え〜っ、まだ20分前じゃん!」「何でぇ〜っ!」第一ポイン
トまで行く時間を計算していたつもりだったのにしょうも無い線路端で撮影した(6:20)。
次の予定は東行7:00発である。先ほど痛い目にあったので早目に汗蘇魯方向へ3キロ程度
移動し踏切(小屋脇ポイント・勝手に命名)に行くと西行がなぜか白煙で通過する(7:00)。なる
ほど、ここら辺りが小サミットなのである。低い丘の上からカーブの築堤をアウト側からド順光
で撮影する(7:18)。冬ではアウト側は日が回らないと思われるのが残念。
第一ポイントに再度移動し薄煙の西行を撮影(7:51)後、桑根達来に向け出発する。この周
辺は人口密度が低くクルマの往来がほとんどないので、はまると危険なため無理せず進む。
道を外れて草原の大きな丘を行くと公主硬の駅舎が遠くに見え、景色も良いので一休みする。
センさんが金杯からディレクターチェアー?を出して紅茶を入れてくれる。日差しは強いが非常
に乾燥しており気温が上がっても汗はかかない。大変心地よい。やがてドラフトが聞こえてきて
西行が停車した(9:13)。という事は東行との交換だ、急いで丘を降り伊和恩格拉方向に進むと
左カーブで180度さらに右カーブで90度向きを変えている線路に出くわした(公主硬サミット・勝
手に命名)。180度カーブの中間あたりがサミットのようで両方向とも黒煙であったが煙は出て
いた(東行9:41)(西行9:56)。(5月28日No2へ)
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