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5月27日No2
この付近の土地は砂漠の上に表土が載っているだけなので、道路は砂地であり柔らかいとこ
ろに突っ込むとなかなか抜け出せない。もし次回行く機会があるのなら4輪駆動車がよいだろ
う。
話が前後するが、私達の目指したポイントは5月の早朝の光線に合わせた場所なのでおおむ
ね冬場の午前中であれば同じように使えるはずで参考にされたい。好魯庫を出た西行は左に
折返段を見ながらジリジリと上って行く。この辺りを見下ろす小さな丘が第一のポイントで道路
から見えるところなのですぐ発見できる。その先をさらに進むと幾分左にカーブしておりやはり
見下ろす丘がある。(第2ポイント)更に行くには道が線路の下をくぐり西側に出て並走するが
電柱が両側にありしばらく良い場所は無い。道も砂地が深くて途中までしかクルマで行けなか
ったので後は徒歩で先に進む。踏切上に立つと好魯庫を背にして左(東側)の道が街につなが
り右(西側)は石切り現場及び公主硬への道となる。センさんに電話連絡して踏切の位置を伝
えておく。この踏切から更に平行できる道?というか草原を走ると二駆では限界となり、そこか
ら先は徒歩で線路をゆくとSカーブが見えてきて俯瞰できそうな丘がある。C62の216.6キロポイ
ントのバックに白樺林と大きい山が無い感じで(ここが第3・シロクニポイント)なかなか好であ
る。ちなみに線路端のブッシュがしばってあり明らかに日本鉄がきているようだ。クルマからの
アクセスも調度白樺バックと同じ位の距離である。ここまで好魯庫站から10キロで387KPが
そばにある。
この先は右にカーブしてゆき西行列車はさらに力行を続けていた。晴れると光線的には厳し
いかもしれないがこの先のロケハンをしておく必要はありそうだ。線路が左右に曲がっておりあ
と4キロ先が公主硬站である。
![]() 折返段に行ってみる。特にアポ は入れていなかったので入り 口でおとなしく撮っていたが、1 9時過ぎに段幹部がちょうどジ ープに乗って帰るところに出く わしてしまい、退去命令がでた ので一応従う。段の南側に三 角線があり規模的には査布嗄 折返段よりさらにコンパクトで 撮りやすそうだ。バルブ光源の 確認は、今回は日のある時間 で撮影し暗い時間は休養と割 りきらないと体が持たなかった のでできなかった。
段を追い出されて脇を通る本線の築堤に夕日が落ちる時間になってきたので、おあつらえ向
きの場所にて力行方向を待つが来たのは惰行東行蒸機(19:11)と東行DC(19:45)で本日の撮
影打ち止めとなる。ロケハンだけでも10キロ以上歩いたので少し疲れた。
高速道路建設関連か街の規模の割りに人の姿が多いのだが、まさかこんなに小さな街の食
堂で夕食に冷えた生ビールが飲めるとは思ってもみずに感動的であった。
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