芭石鉄路・沫江煤電 撮影紀 09,03,16 
No2



18時を廻ってもやわらかい陽射しがイン側から差し込みます。 7次   


 4次を撮影後は光線が悪くなって来たので菜子貝の大カーブへ移動します。昨日は日曜だっ
たので中国人観光客の姿がありましたが、今日は誰も居なく、一人で撮影となりました。
この頃になると気温が上がり暖かいを通り越して暑いと言う感じになってきました。大カーブで
は木陰もなく、仕方なくコートを頭から被って陽を避けていました。少し暑いにもかかわらず睡
魔が襲いウトウトしていたところ突然汽笛が鳴り下り臨貨がやって来ました。朝の臨貨と違い
編成は短く財源もコンクリート枕木なので臨貨と言うより工臨の様でした。
 臨貨と言うか工臨を撮り終わると12時を回っていました。次の5次まで少し時間があるので
移動するとこにします。事前に目星をつけていた蜜蜂岩站に程近いSカーブまで来ると5次ま
で1時間以内となっていたので宿には戻らずここで撮影することにし、まずは一休みすることに
します。14時過ぎになると先ほどの臨貨が戻ってきました。また、臨貨が通り過ぎてしばらくす
ると黄井村站から別行動だったTさんが陳さんを連れてやってきました。距離が長いので途中
はバイクタクシーに乗ったのかと思ったら黄井村站から蜜蜂岩ちかくのここまで全線歩いてき
たとの事でざっと約12キロを歩いたことになります。いつも元気な陳さんもさすがに疲れを隠
せない様子で、私の横に来てヘナヘナと座り込んでしまいました。
 5次は定刻にやって来ました。今回の撮影の目的だった撮影地で写真が撮れてまずは一安
心です。その後は蜜蜂岩の宿に戻ります。オーナーのご好意で今日は宿泊ではないにもかか
わらず、ベットで昼寝でも…と言ってもらい、有難く好意に甘えます。
 普段の運動不足が堪えて、疲れからか
あっという間に寝てしまいました。一眠りし
てふと站を見ると仙人脚を6次が出発して
たようで、進路開通の旗が出ていました。
もうちょっと寝たい気は大いにありましたが
重い足を引きずって出撃します。上り列車
は蜜蜂岩の折り返しから機関車が先頭と
なるので躍進橋方向に向かって歩きます。
站から少し離れたところで光線が良い場所
を見つけてそこで6次を撮影しました。  
 撮影後はまた蜜蜂岩の宿に戻り、またま
た昼寝に興じました。この日はたぶん25℃
以上だったと思われる暖かさで、窓から吹
き込む風がなんとも心地よく、一生で何度
もないだろうと言う昼寝が出来ました。その後は7次を撮影してすっかり暗くなった蜜蜂岩を8
次で後にしました。
 8次で石渓站到着後はタクシーで初日に泊まったホテル経由で楽山に向かいました。楽山に
は21時頃に到着しました。今日は陳さんの計らいで市内屈指の綺麗なホテルに泊まることが
出来ました。ホテルに到着後すぐに夕飯を食べて疲れからすぐに就寝しました。

左上:心地よい風が吹き抜ける蜜蜂岩の昼過ぎ。命の洗濯という言葉はこの瞬を言う気がします。


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芭石鉄路・沫江煤電 撮影紀 09,03,17 No1
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