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【復路】
![]() 牽引で運行され、そこからは国鉄線の団臨とし てELが牽引します。それまで蒸機牽引のためせ いぜい40K/H程度の速度で運転されていたの が国鉄線でEL牽引になると突然120K/H前 後の速度で運転され面食らってしまいます。 それまでは超ローカル線を走っていて軌道状 態もよくなく、ウクライナの鉄道はこんなものかと 思っていたのですが、本線に入ってその認識は 一変しました。広軌とはいえ上下がほとんど揺れ ない軌道に乗り心地はかなり良いと思いました。 今まで側線で夜を明かしていた列車も今日は違 います。昨日までとは違うスピードで走ります。最高速度は140K/Hだったでしょうか?平均 して90K/H位で運転していたようです。 ![]() に到着。直前まで雨が降っていたみたいで駅前は 水溜りが出来ていました。我々日本人達はキフス 空港8時のフライトのため全員がこの駅で下車しま す。西洋人も飛行機のフライトの関係で何人かが 下車し、我々と同じバスで空港へと向います。 我々を降ろしたDzhereio社の列車はこれからキ フスの環状線をゆっくりまわってから終着駅のキフ ス駅に到着する予定との事です。 駅から窮屈 なバスでキフス空港へ向います。沿線には異様に マクドナルドがあり、ここでのマックの味は動なんだ ろうと少し気になります。 キフス空港からPS845 (OS7172)便でウイーン空港へ向います。機内 はビジネス客がほとんどで、その中で日本人は異 様な存在に見えます。この日はヨーロッパ全体が 雲に覆われていると言う感じでした。 ![]() たが、私は空港内でおとなしくしている ことにしました。しかし、待合室で1時間 もすると飽きてしまい、他の方に荷物を お願いして、出国手続きをして空港の 出発ロビーをうろうろしてみました。 空 港内で電話を探してみましたら、なんと 日本語で電話の掛け方が貼ってあるの にはビックリしてしまいました。また、入 国審査のブースの隣にポルノショップが あるのにもビックリ!もちろん入店して いろいろ散策してみました。
ウイーン空港から搭乗したOS51便はなんと満席との事で、往路はなんとか総書記閣下と紙
芝居様と連席でしたが、復路はなんとひとり、ひとり別々の席となってしまい、私は3列の真ん 中という悲惨な状況に。更に通路側に座った女性は神経質な人らしく、臭いのする私を気にな って仕方ない様子で、こちらも気になってしまいます。
結局10時間、一睡も出来ず、パソコンでこの紀行文を打ったり。ウォークマンで音楽を聴い
たりして、時間がたつのを待ちました。
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