番外編 ウクライナ フォトランの旅 No4


【食事の事】


 食事は3食指定された食堂車で食べる事が出来ます。食事時間はフォトランも食事時間を避
けて設定されているためゆっくり食事が出来ますが、まぁその点は撮影者中心に考えられてい
るので助かるのですが、ゆっくり食べれるだけにお昼からビールを注文してしまうので、午後の
撮影意欲に影響が大なり、小なり辛いところです。
 朝食はだいたい6:30〜7時ころにパンとサラダにコーヒー。昼食は14時過ぎにパン・スープ
にメインデッシュ。夕食は20時前後にパン・サラダ・メインデッシュといった感じで出てきます。
 撮影旅行ですので食べるだけでありがたいことなのですが、フォトランという主催ツアーであ
るので贅沢を言わせてもらえば料理のバリエーションに欠け、すぐ飽きてしまいました。また、
鶏肉中心で料理方法も一辺倒で工夫すると言う意識もないようです。30年弱前に旧ソ連を旅
行した際は生野菜は一切供食されませんでしたが、今回はトマトやキャベツ等がテーブルを飾
り、時代の変化を感じてしまいました。


【脚立の事】
 前回の鉄法でのフォトランで都築プロが脚立を持って
きて、非常に有効活用されているのを見て、今回は身
長の高い欧米人との競争もあり、私も今回は脚立持参
を決意しました。ちょど、車にくたびれてきた2段の脚立
があったのでこれを持ち込み、出国の時にヨーロッパの
中心であるウクライナに奉納することにしました。    
 この脚立は思い起こせば平成8年9月16日にお召し
列車がのと鉄道を走りました。その前日に那須啓氏が
行きがけに寄った只見線の薮神で買い求めて、金沢の
レンタカーの営業所で捨てようとしていたものを、私がも
ったいないと言って持ち帰ったものです。その後、この
脚立のおかげで12年間に何枚の写真が脚立のおかげ
で撮れたことか。現地ではフォトランの時に出遅れても
脚立があれば、それなりのポジションが確保できるほ
か、客車への乗り降りにも重宝して、日本人ばかりでな
く、西洋人からも感謝いただきまして、最後の大任として
ふさわしい仕業と脚立も思い残す事なく私の手から離れ
られたと思います。

【桶の事】
中国の長期旅行の場合はたいていは桶を持参します。中国のホテ
ルのことですので、もしシャワーが使えないときにお湯だけ確保出来
れば身体は拭けます。事実、樺南の立新の保線小屋にリバークした
ときは、桶で頭を洗ったり、選択したり大活躍でした。今回も事前説
明ではシャワーがあるとの事でしたが、最悪を考慮して桶を持参しま
したが、これが大正解でシャワーが原則使えないので客車の廊下に
桶を置いておき、誰でも自由に使えるようにして、交代でトイレの洗
面台から出るお湯を貯めて、身体を拭いたり髪を洗ったりするため
に大活躍していました。洗面器も脚立同様に現地へ奉納するとこに
しました。

【女性のこと】
 


 事前に、ウクライナの若い女性はとても綺麗だよ!と素晴らしい情報を頂き、期待していまし
たが、その情報は間違いなく、街のあちこちで綺麗な女性を見かけました。また女性が素朴で
警戒心がないのにも惹かれます。撮影実質最終日の22日の途中駅では日本人軍団は蒸機
そっちのけで定期列車を待つ美女を追っかけて、周囲とは明らかに異質な雰囲気なのがわか
りました。ただ美しいのもせいぜい20歳後半までで、それ以降は大半の女性が同じDNAなん
だろうかと?疑問を持つくらい見る影もなく無残な…(笑)になってしまうようです。




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番外編 ウクライナ フォトランの旅 No5
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