06年 年忘れ 鉄法撮影ツアー    
 12月20日



06,12,20 大明站 コンパクトデジカメで撮影    

12月20日(水)
 いつもの時間にホテルを出発するとなんと空には厚い雲が漂っている。集通鉄路だと晴れた
日が続くことが多いが、鉄法は比較的天気が安定しないので、このように曇る日も多いのが悩
ましい。今回も一日は天気が悪いだろうと想定内ではあったものの、現実に天気が悪いとテン
ションは一気に下がる。
 朝食をとりながら何処で撮るか相談する。今回、鉄法初めての人もいたので撮影地の紹介
のために三井站近くの第一鉱停留所に向かう。天気は最悪で、露出などほとんどなく、私は一
眼レフの撮影は諦めてコンデジの動画を撮る事にしたが、これがお手軽なのになかなか楽しく
病みつきになりそう!101次と104次を第一鉱で撮った後は三家子站に移動して構内の大青
よりで撮影をする。私は天気が悪いので車の中で不貞寝。
 その後スナップ写真を撮ろうと調兵山站へ。ここでも撮影意欲はなく、ほかのメンバーは103
次が前向きなので大明に行くということだったので、私一人103次に乗って大明站にいくことに
した。異国の中国でひとり汽車に乗るというのはなかなか面白い。庶民の本当の姿が見れる
上、普段自分が撮っている列車を車内から眺めるのも大変に面白い。中国に初めて訪れた頃
はひとりで列車に乗るなんて、怖くて出来なかったが、今は多少不安はあるものの、”何とかな
るさ”と思ってしまうのが慣れと言うことなのか?
 自動車なら30分程度で着く距離を約1時間弱かけてゆっくり走る。10:40頃に大明站に到
着。構内にはDF4の引く貨物列車が停車していて、103次が到着するとすぐに出発して言っ
た。平坦線なら60両程度は軽々牽けるDF4が数両の貨車を引くなんて、哀れというか、無駄
というかはたまた贅沢というのか…?
 站構内では103次を牽引してきたSYが構内の貨車
を引いて専用線に消えていってしまった。撮るものがど
こかへ行ってしまったので、仕方なく後から私を追っか
けてきた車に乗り調兵山市内へ。            
 今日の昼食は焼きソバを頂く。実は調兵山の站近く
に美味しい焼ソバのお店があったのだが、入っていた
ビルが取り壊しとなり今は何処で店を出しているかわ
からないとの事。仕方なく、ほかの店へ行くがその店も
なかなか美味しかった。焼ソバがうまいと言うことは当
然ビールも美味しいということで、かなりほろ酔い気分
で店を出る。    
  昼食後は王千站発206次が王千−暁南間は前向きとなるので孤山子站の発車を撮影。
そして午後の撮影地として定例化してしまった三家子站の調兵山よりの複線区間で撮影。ここ
でも私は天気が悪いので車の中に居たが、おりしも調兵山からやって来たSYの貨物列車が
上り本線を渡っていた(三家子站のホームは上り側線となっているので下り列車は上り本線を
必ず横断することになる)206次と進路輻輳となり機外停止して複線区間を蒸機列車同士の
すれ違いとなってしまい撮影者には屈辱的だが、車内から見ている私にとっては贅沢な光景
が繰り広げられていた。
 さすがに天気が悪いので撮影終了。ホテルに戻ったらまだ15時前。バルブ撮影までかなり
時間があるので買い物に行く者、私のようにシャワーを浴び、体が温かくなったところで美味し
くビールを頂き昼寝する者、想いおもいに時間を楽しんでいた。18時少し前に、誰ともなくホテ
ルの部屋を出で、バルブ撮影へと向かう。四夜連続のバルブ撮影も今日でお仕舞い。取り残
しが無いか自分に言い聞かせて撮影する。バルブ撮影が終わるといいよいよお楽しみの夕食
だ。陳さんの約束で最後の晩は焼肉ということだったので、みんな昼食は食いすぎないようにし
ていたので準備万端。気合を入れて出発。着いた店はなかなかの高級店で、肉も臓物ではな
く肉を沢山頼んでくれて、食べるは、飲むは、騒ぐは…最後はみんな重たくなった体を引き連り
ながら満足してホテルに戻った。


トップへ
戻る



      06年 年忘れ 鉄法撮影ツアー   12月21日
      06年 年忘れ 鉄法撮影ツアー   12月21日