サプライズ訪問 晩秋の樺南紀行 10月1日 
No2



06,09,30 駝腰子―立新   
 下樺站でしばし停車したレールバスですが交換列車の
蒸機貨物がやって来て、駅員が票券(ここの閉塞はメカ
的には何の根拠も無い。電話連絡で票券を発行するとい
う極めてシンプルな閉塞方式だ。)を持ってくればすぐに
発車となる。撮影に夢中だったので全く気がつきかなかっ
たが、レールバスの周囲で思い思いに過ごしていた我々
以外の乗客は既に車中におり、車外に居たのは我々だ
けでいささか驚いた。我々が乗り込みすぐに発車!   
  この駅からいよいよ峠越えで途中には日本人が戦前
に侵略した際に切り開いた駝腰子と言う日本人の開拓村
もあり(かつてこの村から日本孤児として帰国した人もい
たとの事。)、車窓には事欠ずにレールバスは奥地へ、奥地へとひた進み、一段とエンジンを
吹かし、もう少しでサミットを越えると言うところでレールバスはゆっくりと停止。別に故障ではな
く撮影ポイントに我々を降ろしてくれるという志向なのだ。
 いくらのんびりしている中国人でもこんなところで停車すると、冷たい視線が我々に投げかけ
られるのがわかりいささか閉口する。あわただしく降りて(誰かさんはしっかりビール瓶を持って
下車)レールバスが走り出しふと気づくとそこは静寂そのもの。この取り残し感がまたたまらな
かった!(やせ我慢じぇない…笑)
右下の写真はコンパクトデジカメで撮影


トップへ
戻る



サプライズ訪問 晩秋の樺南紀行 10月2日
サプライズ訪問 晩秋の樺南紀行 10月2日