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06,09,30 駝腰子―立新
![]() 蒸機貨物がやって来て、駅員が票券(ここの閉塞はメカ 的には何の根拠も無い。電話連絡で票券を発行するとい う極めてシンプルな閉塞方式だ。)を持ってくればすぐに 発車となる。撮影に夢中だったので全く気がつきかなかっ たが、レールバスの周囲で思い思いに過ごしていた我々 以外の乗客は既に車中におり、車外に居たのは我々だ けでいささか驚いた。我々が乗り込みすぐに発車! この駅からいよいよ峠越えで途中には日本人が戦前 に侵略した際に切り開いた駝腰子と言う日本人の開拓村 もあり(かつてこの村から日本孤児として帰国した人もい たとの事。)、車窓には事欠ずにレールバスは奥地へ、奥地へとひた進み、一段とエンジンを 吹かし、もう少しでサミットを越えると言うところでレールバスはゆっくりと停止。別に故障ではな く撮影ポイントに我々を降ろしてくれるという志向なのだ。
いくらのんびりしている中国人でもこんなところで停車すると、冷たい視線が我々に投げかけ
られるのがわかりいささか閉口する。あわただしく降りて(誰かさんはしっかりビール瓶を持って 下車)レールバスが走り出しふと気づくとそこは静寂そのもの。この取り残し感がまたたまらな かった!(やせ我慢じぇない…笑)
右下の写真はコンパクトデジカメで撮影
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