夢をありがとう 05,01,13



05,01,13  チャーター列車の続行でやって来た貨物列車。朝陽を浴びて老体が輝いていた。   

1月13日(木)
06:15起床、予定より少し遅れて06:20出発。昨日の長距離ドライブがだいぶ効いたみたい
で爆睡で朝を迎えた。出発は車が駐車場でのアイドリングに時間がかかり少し遅くなって出
発。まずは站に行ってロケハン等と思っていたら定刻08:00のチャーター列車が07:40には
入って来てしまい、撮り逃してしまった。
 ちょっと嫌な雰囲気になったが、気を取り直して朝陽を浴びたチャーター列車を白旗構内で
撮影。前進をバックにパンパンも忘れてはいけない。続行の東行貨物も前進で到着し、気分も
天候もだいぶ晴れ、なかなか充実した時間となった。
 折り返しが10:00発なので、その撮影地を探し始める。各自思い思いの場所を探すが、私
は站東側の大カーブに内側に三脚を据える事にした。
定刻に東行チャーター列車が出発。しかし客車13両は思った以上に長い。煙の流れ方で明
暗はあったものの、まずは一同、満足して撮影地を引き上げる。
 撮影後はチャーター列車を追っかけ大道をひたすら東に進む。愛想は良いし毎日、500キ
ロ以上を運転してくれる運転手だが一般道60キロ、大道は80キロ厳守には閉口する。お陰
様でと言うか、余裕で間に合うと踏んでいたチャーター列車の好魯庫站発車がギリギリとなって
しまった。
 

左上:白旗の站名板と食堂車(コンパクトデジカメで撮影)  
左下:折り返し時間で客車の不具合を修理する。寒さで排水溝が凍りついたようだ。(コンパクトデジカメで撮影)
右:好魯庫站を発車するチャーター列車

好魯庫站では定刻から少し遅れて発車。北風に煙が流され最悪。そして前進のフロントボード
に"到了・蒸気機車"の文字があるのに気付いた。いよいよ中国でもさよなら運転がされるよう
になったと感心させられる。                         撮影後は引き続き経棚
に向かう。経棚の近くで前進牽引の西行貨物を現認。単機牽引であるものの、ひょっとしたら
集通において前進定期貨物最後のカットとなるかもしれないと思いながら撮影。経棚市内を抜
けると停車して居るはずのチャーター列車が居ない!えっどうしたんだ?一瞬頭が真っ白にな
る。まさか時変が掛かって行ってしまったのか?車が下抗子站を過ぎた辺りで、既にチャータ
ー列車は下抗子のコンクリート橋にさしかかろうとしていた。もう時間はない、とりあえずEOS
−1vにズームを付けて、コンクリート橋の下で列車を撮った。これから列車はΩカーブに差し
掛かるので、上店站に先回りしようと、運転手に急ぐように指示する。(あとで時刻を丹念に見
たら経棚発と思い込んでいた時刻がどうやら上店着の時刻にもとれる曖昧な書き方だったの
で、その勘違いかと思われる)
上店では半逆光を狙おうとしたたが、あいにく煙が寝てしまい。描いていた構図での撮影は出
来なかった。ここで私は三脚を倒してしまい、主力機のEOS−1vを壊してしまった。日本に帰
り修理に出したらなんとカメラとレンズで修理代13万円以上ということだった。
これで集通の撮影は終了。経棚市内経由で赤峰まで帰るというので、下杭子のΩカーブのとこ
ろでは、今までの思い出に感謝するとともに、二度と踏み入れないだろうこの土地の幸を祈っ
て、全員で乾杯した。

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夢をありがとう 05,01,14
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