草原から菜の花の峠へ No7


7月16日(金)帰り道

 15日に話しを戻そう。林西を14:45に出発し、いつもの
道を赤峰に向かって走るとクルマでは寝ないで景色を眺
めているのが好きなほうなのだが、睡眠不足が蓄積され
ての疲労からかうつらうつらとしてしまうことが多い。土城
子を大分過ぎたあたりだろうか、ちょっとしたカーブで3輪
バタバタとトレーラーが正面衝突していた。トレーラーはく
の字に曲がり崖に突き刺さっていたが、運転席は原型が
ある。一方のバタは積荷の肥料?を残して大きく変形して
いておそらく運転手は…。センさんもいつもより気持ちスピ
ードが落ちている。

 赤峰も近くなった頃道路沿いにパラソルをさした出店が並び始め、調度良い休憩とばかりに
寄ってみると洒落ではないがウリを売っていた。名
前は忘れてしまったがメロンのような味で私は苦手
なので一切れだけいただいて、他の3人は何切れも
かぶりついていた。露店の数は相当なもので、あれ
だけいて客が付いて儲けがあるのか心配なほどだ
が見ていると観光客なのかバスや乗用車が結構停
まって買っているので大丈夫なのだろう。      
          
  17:25に赤峰の街外れに来るが特に用も無いので街には寄らずに通過、途中ラベンダーの
ような色の花が広域に咲いていたが、花の形が明らかに違うので人民に聞いてみると薬草だ
そうでこんなのが峠に大量にあればなと鉄らしい視点で考えてみる。承徳も近くになると気が
高原よりかなり高くてヒマワリはもう満開だ。

 20:30承徳到着。最終日は一人部屋にとの約束だった。予約してあった会龍賓館は観光シー
ズン料金となっていてかなり高いので他のホテルに入って値段交渉をする。適当に入った太和
賓館は安い割りに設備的に何の問題もない、ただ道路沿いの部屋は朝騒々しいので次回泊
まる機会があれば反対側がお勧めである。
 16日はゆっくり起きようとしたが、バスやトラックが早朝から例の調子でクラクションを鳴らし
まくるので必然的に早起きとなる。ウダウダしていてもしょうがないので集合時間の7:30までホ
テルの周辺をうろつく。何件か超市(スーパー)が開いていたので冷やかしてみるが、目新しい
というかおもしろそうなものはなくがっかりする。家族へのお土産は無いと大変なことになるの
で仕方なく菓子類を見繕って購入した。

 昼は空港までクルマで5分の店で食べることにした。ここなら時間調整も安心だ、しかも冷え
たビールが飲めるのが良い。もちろん完全空調完備である。余裕を持って空港入りし今回もが
んばってくれたセンさんと再会を誓い「ありがとう」と固い握手を交わす、いつもながら握力が強
い。「じゃ次回もよろしくね」と手を振って別れた。(了)



長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。あとは撮影メモとなります。


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草原から菜の花の峠へ 資料編
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