芭石鉄路・沫江煤電 撮影紀 09,03,18


3月18日
 今日は成都空港に13時までに行けば良いので、ゆっくり7:30に起
きてホテルの朝食を食べ、9:30にホテルを出発。楽山市内のスーパ
ーで簡単に買い物をして、高速道路で成都空港へ向かいました。  
 空港には11時過ぎに到着。すぐにチェックインします。往路の時に
18番の座席がトイレの壁のすぐ後ろでエコノミーの席の中では一番
脚の広さに余裕があるのがわかったので(更に前の座席がないので
リクライニングを倒され狭い思いもしなくてすみます。)、中国人の服
務員に機材が757−300であるのを確認の上、18番の座席をリク
エストするとなんとOKが出ました。ダメ元で言ってみただけに、なんと
ラッキーなことでしょうか?この18番の席ならこれから9時間の機内
も少しは楽と言う物です。
 成都空港では成田空港へ行く旅客は国際線のロビー
へ向かいます。但し、中国出国手続きは北京空港で行
うために、税関と出国手続きはなしで搭乗のセキュリテ
ィーだけでした。国際線ロビーは時間帯も悪いのでしょ
うが我々二人だけで、広いロビーを占有状態でした。搭
乗口に30分前に行くと、服務員が"車に気をつけてあ
の飛行機へ歩いていってください"と手振りで案内してく
れます。飛行機まで勝手に歩いて行け!と言われたの
はさすがにこれが初めてでした。飛行機の下に着くと、
いつも清掃の服務員が使う階段しかないので、そこを
上がるとそのまま機内は入れる仕組みでした。
 機内では"こんにちは!"と流暢な日本語が聞こえてきました。そのアテンダントさんのネーム
プレートを見て納得です。日本人でした…笑
 後で彼女から聞いた話ですと基本的に成田−北京−成都の
便には一人の日本人が乗務することになっているとの事で、成
田まで彼女がいろいろ気を使ってくれて大変に助かりました。 
  北京空港に定時に到着し成田までの乗り継ぎ旅客は一箇
所に集められます。そして搭乗券の半券を確認するのですが
一人の中国人がどうしても半券が見つからない様子です。なく
したのは団体のひとりらしいのですが、仲間が最初は笑ってい
たのが、最後には少し呆れ顔で一緒に探し始めました。最終
的に半券が見つかったかどうかは不明ですが明日は我が身だ
と思ったしだいです。
 中国出国手続きも終わりいよいよ最終行程の北京−成田です。機内に戻ると日本人アテン
ダントさんが昨日の新聞ですが…と言って日本の新聞を持ってきてくれました。浦島太郎にとっ
て新聞は社会復帰の第一歩です。
 CA421便はオンタイムで北京空港を離陸。長旅の疲れもなく成田空港に20:40前に着陸
し無事今回の旅行も終了しました。

左上:当たり前と言えば、当たり前ですが中国でも脚立を売ってました。現地調達も可能なことが確認できました。
右中:成都空港国際線ロビーは閑散としていました。
左下:乗継のために必要な搭乗券を、どこかに亡くしてしまった中国人に同行者が厳しく追及しています。
右下:成田行の前便は欠航になっていました。



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