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オヤジ達の熱い修学旅行
【2月12日】
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この写真が二度と撮れるとは夢にも思いませんでした。それだけに興奮もしました。 08,02,12 小青机務段
今朝は、今回の旅行の最大の見せ場である撮影です。かつて、今はなき青山のプロラボ青
山で開催した築堤整備工段写真展で紙芝居様が発表し、多くの人から絶賛を受けた小青机務 段で何台並ぶ蒸機の間から真っ赤に昇る太陽を撮ろうと言う企画です。
03年当時は貨物列車のほとんどと客レのすべてが蒸機運転でした。それが時代が変わり貨
物のほとんどをDFが、そして客レも一部DLが入るようになりました。更に蒸機の滞泊場所が 調兵山站構内に変更されたため、このような写真は二度と撮れないと諦めていました。そ れだけに今回の企画の中で、このスチェーションは一番期待していました。
太陽が昇る瞬間を撮るのですから夜明け前には机務段で三脚をセットしていなくてはなりませ
ん。そのため通常より少し早めに6時にホテルを出発し小青机務段へ向います。現地に到着し た時点ではまだ真っ暗でした。とりあえず、机務段をのぞくとSYが1両いるだけです。思わず 「カマが居ないぞぉ!」と声を荒げます。車さんが慌てて携帯電話で鉄路部に確認します。する とすでに調兵山站から3両のカマがこちらに向っているとの事。程なくして単機と重連単機がや ってきて役者が揃ったようです。あわただしく入区してきてカマの位置を調整すると、太陽が上 が大陸から昇り始めました。40人のオヤジ達が一同「おぉ〜おお!」と感動の声を上げます。 (異様だっただろうなぁ…笑)
このときが4日間の撮影で一番殺気立っていました。秩序はあるものの私の頭は三脚代わり
にカメラの台座になります。また移動も声をかけないと誰かの邪魔になります。20分程度立つ とみなさん落ち着いてきて、場所を移動してみたり、順光側に移動したり思い思いの撮影が出 来ました。
21日帰国組はと22日帰国組とはここでお別れです。こんなに楽しい時間は本当にあっとい
う間に過ぎてしまいます。お互いの一路平安を念じて帰国組は瀋陽の飛行場へ。残留組は別 の撮影地へと移動していきました。
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