1月紀行文 沿線散歩





1月25日(火)沿線散歩
 今日もチサ区氏情報に基づき客レのシルエットができるかもしれないという査汗哈達のカー
ブ橋に向かう。林東の街から国道で西へ向かうルートかなと思っていたらセンさんは違う道を
進むので大丈夫か確かめると「こちらからも行ける」との返事。大通道が通れると思っていたよ
うだが実際は入り口が大量の土でふさがれていて通行不能のため、そばのダートを大きく迂
回することになりクルマでシルエット現場の橋まで急ぎ、必死に走ったが客レを川底の順光側
から見上げる結果となってしまった。ものはついでと逆光側に行ってみたが道路橋あたりがち
ょうどシルエット位置になっていて今の時期では少し早いようだった。(7:33)
12月の河南省ツアーの
時センさんがEF70−200
が欲しいと言っていたの
で、私ので良ければ譲り
ますよと商談が成立して
いた。23日の朝一番に渡
していたのに全く使わな
いので不審に思って聞く
と、自宅にフィルムを忘
れてしまったそうだ。「な
〜んだ!そんなこと早く
言ってよ!」と二人でプロ
ビアを1本ずつプレゼント
したので今朝からは快調
に撮影を始めていたので
安心した。

 チサ区氏グループも来たという達日其嗄の西側にあるカーブにて待つと、西行が停車してほ
どなく東行がFC22両と短編成のためか単機牽引で通過のあと駅発を半逆光の大爆煙でおい
しくいただく(9:01)。この近辺は定番地以外は未開拓であったので付近のロケハンを行う。カー
ブを立ち上がると2キロほど西へ直線のあと山を回り込むように左(南)に90度曲がり大きなS
カーブとなる。このSは横から見ると直線に見えてしまうが午前中のサイド狙いには山バックと
なりお勧めできる。なおSカーブを表現するには近くの丘が低すぎて遠くからかなりの長玉で狙
う必要がある。


 
結局この場所でサイド狙いの西行が来るまで粘ることにしたらシュワシュワ煙の東行が2本き
てしまい2本目が西行と達日其嗄交換だったので、順光になったカーブのポイントと山バックの
ポイントを荒れたダートをわずか5分で移動して手堅くきめた。さらにこの列車を追いかけて査
汗哈達の西のSカーブに行ってみたがすでに欧米人団体がIVECO・コースター・金杯の3台で
周辺に散らばっていてやむを得ず彼らを入れて撮影する。ここまできてこの場を撮らないのは
屈辱的なので、もう1本西行を待つことにすると欧米人2台は移動し1台は残っている。Sカーブ
を撮ろうとするとさきほどと同じで長玉がないと勝負にならないのでサイド狙いにする。

林東方面に移動しセンさんお勧めの丘にクルマでダイレクトに登る。南塔を過ぎた西行が左側
の山を迂回し終わったあたりで、切通しを過ぎSカーブとなっている途中に短い橋もあり変化が
あってよい場所だ。ここは午前中の場所だなと勝手に「午前の丘」と命名する。サイド側をロケ
ハンしていると珍しいQJと緩急車一両の短編成東行がきて、短い橋のところで見るとまるで小
海線のような情景に笑ってしまった。ここで西行を待ってその後3回この列車を追い回した。

衛門廟にて昨日と同じく西行客レをやる。今日はシルエット側ではなく列車中心でと思ってセッ
トしていると前照灯がとてつもなく明るい白色で、とても正面がちには撮れずまたもや信号機中
心にセットしなおす。雲が多かったせいか焼け具合は昨日よりよさそうだ。
林東の宿はいつもの林東賓館だ。ホテル横の食堂でモ
ンゴル火鍋を食べてみるとこれが結構いけるので次回か
らの定番となるかも?。センさんが部屋に戻ったあともウ
ダウダと飲んでいると、どこからか日本語が聞こえたので
挨拶に伺うと一人で来られているIさんという方だった。劉
さんがガイドで28日には帰国されるとのことだった。   
 私達も部屋に戻り師匠が風呂に入っている間に
QJ6911さんのガイドの陳さんがやってきて挨拶をされた
ので、12月に仲間が調兵山でお世話になりましたと答え
て、QJ6911さんの部屋を尋ねると別のホテルとのことで
よろしくお伝えくださいと別れた。 


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1月紀行文 欧米鉄
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