恋焦がれて芭石旅情 04,03,14 No2


 いつも行く中国東北部と異なりこ
の地方の人々は人懐っこく我々に
笑顔を見せてくれる。カメラを向け
ると歯に噛みながら笑ってくれる。

機関車次位の客車には悪戯好き
のガキが乗っていた。ひと時もお
となしくすることなく、じゃれあって
いた。何処の国もガキはうるさ
い!

 我々がカギの撮影を終え、機関
車に向けて撮影を始めると、客車
から降りてきて、我々の周りをまと
わりついてきた。そのうち何処から
か大人が出できて機関車の説明
を始めると、我々の存在ことなど
忘れて聞き入っていた。

 10時過ぎ、少し遅れて3列車が
出発。線路は生活道路化してしま
っているため、いろいろな人が列
車を避けていた。汽車が通り過ぎ
る時に耳を塞ぐ少女の姿を何年ぶ
で見た気がする。
      上3点は石渓駅。下1点は石渓ー躍進間 3列車車内にて

 今回の旅行で一番驚いたのが、中国人鉄ちゃんの
羅さんと出会ったことだった。いままで鉄道趣味など
理解してもらえなかったこの国で、ごく少数な人であ
っても鉄道趣味を持つ人が出できたことは、我々にと
って驚きであると共に、非常に心強く思えた。写真は
石渓で初めて出逢って、センさんと挨拶をする羅さ
ん。(携帯F505iにて撮影)


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恋焦がれて芭石旅情 04,03,14 No3
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