我が青春のEF58 76年 No2



76,08,22 御徒町 回1942  


 73年から74年にかけて広島機関区から余剰となった10・11・12・14号機が宇都宮(転)
に転配となった。しかし東北線では既にEG化(電気暖房)されており、台枠補強をしないとEG
改造出来ない31号機以前の当該車は非EF58EG車として独立した運用を持っていたもの
の、冬はEF58EG車に余裕があったため転配組のEF58はほとんど使われず、夏に少し動く
程度で、もてあまし気味であった。そのためすぐに10号機を除く3両が東京機関区に転配とな
った。しかし、東京機関区でも所定両数に更に転配が来るものだから、手狭な機関区が更に
狭くなり不評をかっていた。ただ我々から言うと、原型窓が10号機を除く3両も西からやって来
たわけで、注目の的となった。11号機は宇都宮時代には全く使われず、東京に転配されて品
川−尾久のA24仕業に数回充当された後、大宮工場に入場してBH化されてしまった。


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我が青春のEF58 76年 No3
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