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06,12,18 王千站 203次 SY1772
12月18日(月)
今回の撮影では出発前から是非とも行きたいとリクエストがあった王千站付近の教会アング
ルに真っ先に向かうことにした。
6:00にホテルフロントに集合し、まずは調兵山站でこれから撮影する王千行の列車の向き
を調べる。鉄法ではホテルを出るときに站構内を覗いて王千行の201次の向きを確認するの が定例化している。なぜならこの列車のカマの向き次第で朝の行動が左右されるからだ。 ![]() 站到着時点では前向きになるのを確かめて(201次 は三角線の暁南站を経由するため王千站到着時点で は方向が逆になる)、朝食に向かう。ガイドの陳さん行 きつけの店があるらしく、おとなしくその店に入ること に。店に入るとなかなか繁盛している様子で、値段も 一般の店より安く、味はなかなか美味しいしく繁盛して いるのも頷ける。朝食を済まし一服してから王千駅に 向かうが、鉄道では1時間くらいかかるものを車では2 0分足らずで到着してしまう。日本ならこれだけ時間差があるとバスが走り出し、鉄道は廃れる ように思えるが中国では鉄道の運賃はバスに比べて格段に安く、これだけ時間差があっても 鉄道の固定利用者がいるようである。
夜明け直後の王千站に到着して、しばし腹休めと思ったら、私以外は撮影地の石切り場の
山の上に登っていってしまいました。私は一人車に残り少し様子を伺っていると太陽に向かっ て雲が進んでいるのを見つけ石切り場の撮影を諦め、シルエット撮影が出来るポイントに移 動。定刻より少し遅れて201次がやって来た。列車が近づくにつれ、雲がどんどん切れていく と私は少し焦りを感じた。判断を誤ったかな?と頭によぎる。山の上で、笑われていないか? 結局、ギリギリで雲が切れず私の判断が結果的には良かったようでした。
折り返し列車もすぐに発車なので移動できず、王千站の発車を撮影して適当に追っかけて、山
家子站の調兵山よりの踏切に向かい、追っかけてきた王千站発の列車を撮影。ここは複線 (当然非電化)で景色は良くないものの非常に好ましいロケーションだ。後向きの204次と大青 からやって来る308次(後向き)を撮影後しばらく残ってみるものの、貨物列車も来そうにない ので先ほど思い通りに撮影できなかった王千站に戻り今度は完全に晴れているので石切り場 の山に登る。やって来た203次はカマは後ろ向きながら何とか煙が客車に引っかからず、手 応えのあり思わず"Vポーズ!"
石切り場を降りてから203次は王千站で2時間30分も停車するので王千站で撮影大会に。
15分くらいなんて思っていたら、エロエロ光線にどんどん深みにはまって気がついたら30分以 上撮影していた。 ![]() 内に戻って早い昼食。市内に入ってす ぐの名物料理屋へ。ここの名物はロ ール状になった長い餃子みたいな料 理で、脂っこいが日本人好みの食べ 物でついつい食べ過ぎてしまう。当然 ビールも進み(私たちの撮影ツアーで は昼食〜ビールを呑むのが恒例)、 店を出たときはなかなか良い気分 に!
午後の撮影は午前中に訪れた三家子站の複線区間へ。この区間はこの21世紀の世の中
に2時間弱の間に蒸機牽引の客レが下り2本、上り3本取れると言う信じられない区間だ。20 3次の折り返しとなる206次は暁南站経由なので三角線のために後向きなのは確認済みだ が、大明から来る106次も後向きであった。まあ、この2本が後向きと言う事は上りの(王千行 と大明行は下り列車だがここでは本線の大青−小康間としては上り線なのでここでは上り列 車として扱う)は逆向きが2本あるということだが、それは致し方ないこと。
205次を撮ってから今撮った205次を追っかけて橋南−暁南間へ行ってシルエットを撮影。こ
こで今日の撮影は終了。沈みかけた夕陽にみんなでパンパンして明日の成果を祈る。
↑↑三家子付近でバラス整備をする鉄道労働者
↑ 暁南に向かう205次 SY1772
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