査干哈達−達日其嗄間を駆け降りる東行列車　　　

　　　下右及下左　：　林東の大カーブ

　赤峰站に夜明け前の４：２６着。な
んと雨降っている。私は雨が降ると急
に元気が無くなる習性があり、車に乗
ると後ろの座席で横になり不貞寝をし
てしまった。どれくらい走っただろう。
中国国内用の携帯電話が鳴る。出る
と湘南チサ区様だった。「どうです
か？」の声に「どうもこうも雨だよ！」
と言いながら空を見ると、なんと青空
だ。急に元気になってきた。　　　　　
　大板に８時頃に到着。すぐさま事前
に湘南チサ区から教授していただい
た査干哈達（チャガンハタ）−達日其
嗄（ダリジガ）間のＳカーブポイントに
向かう。現場に着いて列車を待つが
いっこうに来る様子が無い。そのうち睡眠不足のため睡魔が襲う。しかしいつは誰かに「おい、
列車が来たら教えろよ」と言って寝
てしまうのだが今回は寝ることは許
されない。睡魔と闘っても待つこと
２時間３０分。１２時近くになっても
列車はやって来なかった。光線も
悪くなったので思い切って移動。査
干哈達站近くのカーブコンクリート
橋に向かうとやっと列車がやって
来た。後でわかったことだがこの列
車は林東站で３時間も停車してい
たそうで、もっと早く来てくれれば撮
れたのにぃ…と思ってしまう。その
後は続行で西行貨物があり、それ
も同じ場所で撮影。そこには−３
０℃の団長が居るではないか。挨
拶をして「来ているとは思わなかった！」と言うと、「先月呑んだ時に行くと言っただろう！」との
こと。そう言われてみれば、そんな記憶もあるが、とにかく、頑張ろうと別れる。　

　その後は林東站の東側で撮影。そして夕刻近くに査布嗄付近で西行貨物を待つが、日没ま
で列車は来ないので、本日は終了。林東のホテルに向かう。