金杯号と4千キロ・中国西部蒸機開拓の旅
03,09,26 大古鉄道探索 No2



03,09,26 新華橋     

 新華橋の力行ポイントを行くQJ6832。中国まで来て釣を楽しむ人を絡めて撮れるなんて、思いもよらなかった。こ
のおっさん、今日の成果を見せてくれたが真っ黒な鯉が数匹だけだった。


 結局撮りはしなかったものの、新華橋から大沙溝のオーバークロスへは追っかけはセンさん
スピードであれば充分可能と言うことがわかった。(センさんのバイタリティーにはただ、ただ脱
帽!)その頃になると一時止んでいた雨もまた降り出したので、金杯号でもう一度ロケハンしよ
うと言うことになり、古窯子まで車を走らせる。前日は私しか机務段に行かなかったので、今日
は全員で古窯子の机務段に乱入する。昨日と異なり今日は総勢5名でカメラを持ってウロウロ
したのにもかかわらず、別に誰にも注意されず。逆に笑顔で話しかけられると我々の姿を見る
と物売に徹する大板机務段の現状と思わず比較してしまった。その後大沙溝駅に戻り、ちょう
ど天候が少し回復して青空が見えてきたので今までの天候の悪さのウサを晴らすように、装飾
ガマのQJ7194を狂ったように撮りまくった。
そしてホテルに帰り、ひと風呂浴びようとシャワーの蛇口を開け
ど、いっこうにお湯が出で来ない。センさんを経由してフロントに確
認してもらうと、"昼にボイラーの修理をして、今暖めているから、7
時まで待て"とのこと、7時まで待っていられないので、仕方なく食
事に行き、帰ってくると今度は茶褐色のお湯が出てくる始末。また
また、センさんを経由してフロントに確認すると、"昼間に市内全般
に停電があり、黄河からの濾過装置が壊れてしまった。別に害は
ないからそのまま入れ"との事。いくら修行とはいえ、この色ではシ
ャワーを浴びる気がしない。だいたいバスタブに水をためると、そ
こに砂が貯まってしまっている。これで頭を洗ったらと思うと…そそ
くさとベッドに入ってしまった。


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